医療事務の仕事

医療事務は配属される科によって大変かそうでないか多少違いがあります。診療所の場合は1つの科だけというところもありますので、求人を探す時は診療科目も応募の材料として探すといいと思います。

私が実際に経験した整形外科について詳しくお伝えします!

整形外科の医療事務の実態

私が働いていたのは整形外科のクリニックでした。診療科目は整形外科だけだったのでその点は少しは楽だったと思います。

医療事務は2~3人。忙しい時期には3人で行う時もありますが基本2人体制です。

私が働いていた整形外科で多かったのは処置や簡単な手術、労災や自賠の取り扱いです。リハビリに毎日のように通う年配の方がとても多かったですね。耳が遠くて聞こえない方には大きな声で話したり、補助が必要な方もいらっしゃったり、人によって対応が変わるのでそれを覚えるのが最初は大変でした。

労災や自賠の方はレセプトの計算が保険と違うので、その点数計算を間違えないようにするのがとにかく大変でした。四肢加算?2倍?1.5倍?ととにかくハテナがたくさんでしたね。全部紙に書いて分かりやすくまとめると次からはだいぶ出来るようにはなりました。内科にいた時は労災や自賠はほとんどなかったので算定の方法も知らずにいましたが、資格取得の時に通った講座のテキストがかなり大活躍でした。

診療内容の入力もやっていましたが、パソコンでずっと作業しているので時間があっと言う間に過ぎました。特に午前中は早かった。午後より午前のほうが混むので本当にあっと言う間でした。ヒマだと時間がなかなか経たないので丁度いい忙しさだったと思います。

クリニックの医療事務で大変だったこと

大変だったこと、それは患者さんの対応です。仕事の内容は最初の頃はどれも大変でしたが、慣れれば大丈夫になります。

小さなクリニックでかなり地域密着型だったので、患者さんとの距離は近かったです。世間話をしたり、お孫さんの話を聞いたり、旦那さんの愚痴をきいたり、、、

苦情を言う人はほとんどいなくて、平和な日々が多かったのですがたまに待ち時間が長くて文句を言ってくる人もいます。なんで私が怒られなくちゃいけないのよ~と内心は思いながら、謝っていました。

どこに行ってもコミュニケーションは必要ですが、距離が近いと何かと大変だな~と思いました。